日本の裁判は三審制はウソ?勝負は二審で決まる!

判決

控訴理由書を提出すると相手が答弁書を書く

控訴理由書を書き上げて裁判所に提出すると、第一審のときと同じく、相手側にも郵送され、相手側が答弁書を書いて提出することになります。これは控訴理由書に対する反論ですから、控訴理由書を読んで普通に反論を主張すればいいわけです。

ただし答弁書の書き方など人事だと思ってはいけません。日本の裁判は刑事にしろ民事にしろ、第一審の判決が不服であれば、被告側だって控訴出来るのです。原告だった場合でも被告が控訴すれば、送られてきた控訴理由書に対して答弁書を書かなければなりませんので注意しましょう。

書類が出揃えば控訴審が開始される!でもすぐ終わる可能性が高い

相手側の答弁書が裁判所に提出された後、いよいよ控訴審の第1回口頭弁論が開かれるわけですが、第一審がだいたい3ヶ月くらい後になる事が多いようです。民事裁判の場合は、あくまで当事者同士の和解を大切にしますので、ここでも最初は和解の勧告がされるケースが多いでしょう。

あくまで双方が争う気であれば、第一審の時の様に主張を出し合うのですが、基本的に第一審で下された判決のどこが間違っているのか、なぜ間違っているのか、という視点で裁判は争われます。そうした観点の主張が出来るだけの新証拠が提出できなければ、控訴審の口頭弁論は1回で終わってしまいます。そしてその場合に下される判決は「控訴棄却」、つまり第一審の判決通りだということです。

控訴審の判決が不服なら、最高裁へ上告!だけど受理される可能性はほとんどゼロ?

日本の裁判制度は、ひとつの事件に関して3回まで裁判ができる「三審制」をとっています。控訴審の判決が不服であれば、建前上は最高裁判所へ上告することが可能です。しかし上告手続きをしてみても、それが受理されて最高裁で審理される可能性はほとんどゼロだと思ってください。

最高裁への上告が滅多に認められない理由はふたつあります。ひとつは上告が可能な条件で、それは下記のようなものです。

  • 判決内容が憲法に違反している
  • 判決内容が、過去の判例と比べ極端に違っている

つまり下された判決が憲法に違反しているような、非常識なモノだったり、似たような事件で過去の裁判で下された判例と比べると、極端に違っていた場合にのみ、最高裁で審理が行われたり、もう一度裁判をやり直すように「差し戻し」されることになります。控訴した時のような単純に判決が間違っているといった指摘は通用しないという事です。

三審制は建前!勝負は控訴審で決着する!

上告が認められない、もうひとつの理由

日本国内に最高裁判所は1ヶ所しかないからという身もフタもないモノになります。地方裁判所は各都道府県に1ヶ所以上はあります。高等裁判所は全国に8ヶ所です(支所を入れるともう少しある)。それらに比べ最高裁判所は、東京都内(品川区、皇居のそば)1ヶ所だけしかありません。

そんな最高裁判所に日本中から上告の申請がきた所で、すべてに対応できるわけはないわけです。ですから上記したように、上告を受け付ける理由を憲法違反と判例の相違といった条件だけにして、ハードルを上げていると言ってもいいでしょう。

無理矢理上告内容を憲法違反や判例の相違に仕立て上げて、上告手続きすることは不可能だとは言いませんが、却下される可能性の方が圧倒的に高いと断言できます。したがって、裁判は控訴審が最終決戦だと思ってください。

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